あなたは月経カップを知っていますか?
生理の時に、生理用ナプキンやタンポンを使う方は多いかもしれないですが、月経カップを使っている方は、まだそれほど多くないかもしれません。
身近に使っている人がいなければ、「自分も使ってみよう」と思う機会はあまりないかもしれません。今回はジョコネ。の北代表に月経カップを使用した体験談を伺いました。
「もしかしたら、私には、ありかも?」
あなた自身のための「よりよいフェムケア探し」のきっかけになったら、うれしいです。

月経カップを使うきっかけ
産婦人科クリニックで紹介してもらった
2014年頃です。
当時産婦人科クリニックで開催されている勉強会に参加をしていたときに紹介してもらいました。まだあまり日本では普及していなかったのですが、これから取り扱いをしていこうかなというタイミングだったと思います。
まずは小さめのサイズでためしてみるとよいかも
それをきっかけに知って、自分でも一つ買ってみました。
今はいろんな種類があるけれど、その時はとてもオーソドックスなものを買ったと思います。当時、海外のものが多いこともあって、海外のは大きめサイズなので「小さめサイズから試してみてもよいかもしれません」とアドバイスを受けました。そのため、サイズが選べるなら小さめを、ということで、小さいものを選びました。
出血量が多いと、生理用品代も高いから
月経カップは、当時、1つ4000円ぐらいだったと思います。
当時はかなり出血量があったので、タンポンと生理用ナプキンを併用したりしていたので、生理用品の費用はそれなりにかかっていたと思います。
出血量が多いことから、皮膚トラブルにもつながる
外出することも多い仕事だったので、こまめに生理用ナプキンを変えることもできなかったため、蒸れやかぶれに悩まされることも多かったと思います。デリケートゾーン用の軟膏を使って、症状に対処していました。
実際に月経カップを使ってみたら
使うときは、生理用ナプキン化吸水ショーツなどを併用した
私は妊娠する前の定期的に月経が来ていた時期に一番良く使っていました。月経カップ単独だと不安もあったので、生理用ナプキンか吸水ショーツを併用していました。一番経血が多い2日目、3日目に使っていたと思います。今はピルを内服しているので、経血の量が減っているので、最近は使用していません。
装着は思ったよりスムーズだった
挿入するのが怖いという人が多いと聞きましたが、私の場合は、そんなに気にならず、すんなりと装着できました。特に誰かに使い方を教えてもらったということはなく、購入した月経カップの中に入っていた説明書をもとに装着できたと思います。
私は比較的固いものを使っていたけど、その後いろいろ種類も増えてきて、違和感が気になる人は柔らかいものを使ってみるといいかもしれません。最近は選択肢がいろいろ増えてきたので、自分の形によいものが見つかるかも。
折って挿入して、中でカップを開くイメージで挿入します。紐みたいなものを引っ張ると引き出せるので、月経カップの中にたまった経血を捨てます。取り扱いがすごく難しいものではないと思います。


困ったのは、外のトイレで血が付いた手が洗えないこと
家のトイレだと特に困ることはないが、外のトイレだと月経カップを抜いたときに手が血だらけになるので、トイレの個室内で手を洗うことができない場合は、手が血だらけのままで出てくるしかないということ。
外出先では経血だけを捨てて再装着し、自宅に戻ってから洗浄していました。
人前で生理用品を買うのに抵抗がある人にはいいかも
月経カップは使い捨ての生理用品と違って、リユースができるので、何度も買わなくていいという良さがあります。当時は今ほどネットで何でも買える時代ではなかったので、ドラッグストアで店員さんが男性だった場合に気後れしていたけど、月経カップを持ち歩けば、いつでも装着できたので、その点は良かったかもしれません。
月経カップはピタッと密着するのがいい
当時は、タンポンをつけたままプールや温泉に入ると、水が紐を伝って入るのではないかと気になっていました。月経カップではその心配が少なく、安心感がありました。
あと、タンポンの方が漏れる出血量が多かった気がします。月経カップの方がタンポンより下に敷いているナプキンに漏れる経血が少なかったような気がします。しっかり密着できていたのかも。タンポンに慣れていたので、月経カップを装着していることにはそんなに違和感なかったと思う。
月経カップが使いやすくなるためには
私は月経カップを聞いたことがあったので、興味があったけど、なかなか手に取る場もないので、身近な存在ではないかもしれないですね。
自分の腟のサイズ感も自分ではわからないものです。月経カップは使いまわせるものではないので、気軽に試せるものではなく、なかなか自分に合うものを探し出すのは難しいと思います。
月経カップは使い捨てではないので、サステナビリティの観点からも良いものです。最近は専用の洗浄カップも出てきているようなので、少しずつ使いやすくなってきているようですよ。
「あなたにとっての心地よい」のはどこですか?

今回は、ジョコネ。の北代表に月経カップを使用した経験を聞きました。
月経カップを聞いたことがあった方も、なかった方も、月経カップという新しい選択肢を知っていただくことになったかと思います。
出血量が多くてお悩みの方やプールや温泉での衛生面が気になる方など、月経カップを使うことでお悩みを解決できるかもしれません。
ナプキン、タンポン、月経カップ、吸水ショーツ──生理用品にもさまざまな選択肢があります。どれが正解ということではなく、「今の自分に合うもの」を選んでよい時代になってきました。
生理に関する悩みを軽くする方法を知ることで、あなたの今の生活や体に合う方法が、見つかるかもしれません。
「少し気になるな」と思ったら、新しい選択肢について調べてみたり、専門家に相談してみたりすることも、自分の体を大切にする第一歩になります。
ジョコネ。では、これからも女性が自分の体を知り、自分に合った選択ができるような情報を発信していきます。
(文・あいざわあきこ)
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