女性の下腹ぽっこりと骨盤底筋の関係
「なんでだか下腹だけへこまないの。浮き輪つけてるみたい」という会話きいたことありませんか?実は、20代~60代の女性の体型の悩みの中で、いちばん多いのは「下腹が出てきた」なんです。なんと7割の女性が悩んでいるそうです(ラボネッツ調査、女性583人対象)。
骨盤底筋は骨盤の底の筋肉でしょ?なんで下腹ぽっこりに関係するの?と思いますよね。その理由は、骨盤底筋が衰えると、骨盤底筋が支えている骨盤が歪みます。すると・・・その中に納まっていた子宮、膀胱、腸が不安定になり、全体的に臓器がさがります。臓器が下がるということは、下腹がぽっこりの体型になるのです😢すると、血液やリンパの流れも悪くなり、冷えやむくみ、便秘、痩せにくくなるなどの症状がでます。骨盤底筋大事ですね♡
骨盤と骨盤底筋の模型の写真をみてみましょう。上からみるとこんな感じです。白い部分が骨(骨盤)で、赤い部分が筋肉(骨盤底筋)です。
下から骨盤を見るとこんな感じです。
骨盤の底は、固い骨はなくて、骨盤底筋だけが覆っているということがわかりますか?骨盤の中に、例えば水風船を置いたとします。水風船は、骨盤底筋に支えられますよね。骨盤底筋が緩んで下がっていれば一緒に下がってしまいます。つまり骨盤の中の臓器(子宮、膀胱、腸)は骨盤底筋が緩むと下がり、これがぽっこりお腹になるのです。
骨盤底筋が衰えると、連動して動く腹筋や背筋にも影響が!
骨盤底筋は、横隔膜、腹横筋(ここでは腹筋とよびます)、多裂筋(ここでは背筋とよびます)と一緒に「インナーユニット」というものをつくり、身体を動かす土台になっています。骨盤底筋が底、横隔膜が天井、そして前後を腹筋と背筋で、身体の中心で連動して動き、身体を動かしています。横隔膜も筋肉で、呼吸と連動してうごいています。
息をお腹を膨らまさずに10秒吸って・・・吐いて下さい。横隔膜が動いているのを感じましたか?
インナーユニットは、姿勢を維持して、体幹を安定させるので、とっても大切です。そしてインナーユニットをつくっている4つの筋肉(骨盤底筋、横隔膜、腹筋、背筋)は連動しているので、どれか筋肉が弱くなると、他の筋肉にも影響がでて、姿勢がくずれ、体型がくずれ、そして運動能力まで下がることがあります。
骨盤底筋と周辺の筋肉を連動させてトレーニングすることも大切
骨盤底筋をきたえることも大切ですが、先ほど紹介したインナーユニットの他の筋肉や、太ももの筋肉と一緒にトレーニングすることも重要です。筋肉は連動して動いているので、連動させて上手に鍛えていくと目標達成のより近道です。こうなってくると筋肉に詳しい人に教えてもらいたいもの。そこでジョコネ。では、骨盤底筋にも、全身の筋肉にも詳しい女性トレーナーによるオンライントレーニング底トレ®をご提供しています。
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参考:尿もれ、下腹ぽっこり解消!骨盤底筋の使い方(前田慶明 著、関口由紀 監修、株式会社池田書店 発行)
(文章:北 奈央子)
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