女性の体調に大きく影響する女性ホルモン。
女性ホルモンの変動と女性のパフォーマンスには大きな関わりがあります。
日本医療政策機構が実施した調査で、生理中のパフォーマンスが通常時の半分以下と回答した方はなんと半分。
女性ホルモンと上手につきあって、パフォーマンス高く過ごすためのヒントを一緒に考えてみました。
女性の全身の「お守り」女性ホルモン
なんとなく生理や妊娠・出産には関係していそうだけど、女性ホルモンが何をしているか実はよく知らないもの。全身にレセプターがあって影響しているんです。骨、関節や筋肉、皮膚や粘膜、胃腸、血管、脳機能、自律神経系、免疫系・・・本当に全身にお守り効果を発揮してくれています。この女性ホルモンがほぼゼロになるのが閉経(平均約50歳)。そうきくととっても怖いですね・・・。
更年期は女性みんなの通るみち
周囲に「更年期どうだった?」ときくと、「全然なかったよ~」と回答がくることがあります。これは更年期症状がなかったということですよね。でも、更年期は女性みんなにあります。女性ホルモンが右肩下がりにゴロゴロ減る時期です。先ほど書いた通り全身のお守り効果がきれるのです。なので、症状がなくても自分のからだ全身に変化がおきていることは知っておいて下さいね。
女性ホルモンを含む低用量ピルや、そして全体のボトムアップをする漢方、最近は、女性の健康を支える技術「フェムテック」も増えてきて、生理のときも快適に過ごせる方法の選択肢がどんどん出てきています。女性ホルモンにふりまわされずに快適に過ごしていきましょうね♪
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今回は代表の北がお話しさせていただきました!
◆講師:北 奈央子
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株式会社ジョコネ。代表取締役、NPO法人女性医療ネットワーク理事、聖路加国際大学大学院看護学研究科で女性のヘルスリテラシーの研究に従事。メノポーズカウンセラー、女性の健康推進員、女性の健康総合アドバイザー、工学修士。
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