子育てしながらの生理痛は辛い

想像以上に大変な生理痛

生理痛(月経痛)のつらさは人それぞれですが、多くの女性が月経中のいわゆる月経痛、もしくは月経前のPMSに悩んでいます😢男女共同参画白書 平成30年版に掲載されいてる月経時の不調ですが、半分以上の女性が月経痛の症状をもっていますし、複数の症状を持っている方もいることがわかります。

月経痛グラフを拡大表示

産後しばらくすると生理が戻ってきます。授乳をしているかどうかで戻るタイミングも変わりますが、生理痛の状況が変わる方も多いようです。いずれにしろ子育てと生理痛ほど相性の悪いものはありません・・・。なぜなら調子が悪くても容赦してくれないのが子供です。

私自身は産後1か月でIUS(ミレーナ)のお世話になり、卒乳して低用量ピルを飲んでいるので生理のつらさをある程度コントロールできているのですが、先日ピルの休薬期間がつらく、大変でした。私が飲んでいる低用量ピルはジェミーナというもので、休薬期間が7日間あるのですが、ちょっとした片頭痛がずっと数日間続き、やたら眠かったのです。

片頭痛があっても、娘は抱っことリクエストしてくるし、出かけた帰りに眠ってしまい、荷物と娘を抱えて数分歩かないといけなかったり、ごはんも食べさせないといけない、お風呂も入れないといけない・・・地獄でした😢夫にヘルプを求めましたがうまくスケジュール合わずでした。

フルパワーの生理痛がきたら、子育て、仕事、家事をこなすのは無理だなと思ったのでした。

子育てしながら生理痛とどう付き合う?

ひとつは、私のように薬を使うのは手だと思います。私のように休薬期間がつらければ、休薬期間が短い薬を選ぶ(私は以前使っていた4日間の薬に戻そうと思っています・・・)とか、休薬期間を仕事が落ち着いている平日にして保育園や家族のサポートがもらいやすい日にするとか、休薬期間を自分で決められるので、そういう方法もとれます。

オンラインピル処方を利用できる

子育てしながらピルをもらいにいくのもなかなか大変ですが、最近はオンラインで処方してくれるサービスも増えてきました。オンラインで処方してくれるサービスには2種類あり、ひとつは、クリニックがオンラインサービスとして提供してくれているもの、もうひとつはオンラインピル処方のプラットフォームとして提供されているものです。

スマルナ:オンラインピル処方の先駆け的なプラットフォームです。先ほどの2種類でいえば、後者になります。全部オンラインと郵送で対応してくれますが、保険診療は範囲外なので、自費での購入になります。

クリニックフォア:都内中心にクリニックを展開するクリニックフォアのオンラインピル処方です。先ほどの2種類でいえば、前者ですね。

個人的には、ピルの処方だけじゃなく、子宮頸がんの検診とかもあるので、近所のクリニックに通っていますが、こういったオンラインのサービスも上手に使っていけるとより忙しい女性の負担を減らせるのではと思います!

IUSはずっと体内にいれておくため休薬期間がなく、それで安定する方はいいかもしれないですね。

薬が使えない・使いたくない場合は周囲のサポートをもらえる体制を。

でも、次のお子さんを考えているのでピルやIUSが使えないんですよ、という方にこの間お会いしました。体質的にピルやIUSが合わない方、あまり薬は使いたくない方もいらっしゃるかもしれません。

便利な生理管理アプリなどがあります

生理の周期を家族に共有しておいて、サポート体制をとっておくのもいいかもしれませんね。最近はパートナーに共有できる生理管理アプリもあります。

ペアリズム:「大切なパートナーともっと分かり合える。」をコンセプトとした、生理日、排卵日、妊娠可能性などを共有できるアプリ。素敵なコンセプトだなーと思ったのですが、2022年2月時点でアンドロイド版しかないみたいです。iphone版の登場に期待ですね。

ケアミー:「生理の不安や悩みに寄り添い続け、誰もが健康で幸せな毎日をおくれるように」という想いから作られたアプリ。医師監修のコンテンツあり、相談機能あり。ピル服用モードがあるので、ピル服用中の方も使いやすいです☺

ペアケア:LINEで簡単に記録と共有ができるので手軽ですよね。

(文章:北 奈央子)

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