「骨盤底筋ってどこ?」女性の健康を支える筋肉、知っていますか?

5月28日は「骨盤の日」!

そんな骨盤と深い関わりのある骨盤底筋は、女性の心とからだの健康に大きな役割を果たす筋肉。
骨盤の底を大きく覆い、膀胱、子宮、卵巣、腸などを支える役割を果たします。

骨盤底筋を正しく鍛えてあげることで、女性にとってうれしいことが盛りだくさん!

今回のコラムでは、骨盤底筋の重要性と女性の健康への影響について考えていきたいと思います。

 

骨盤底筋の役割

骨盤の底を覆って、からだを底から支える骨盤底筋。
主な機能としては、以下のようなものが挙げられます。

  1. 尿道、膣、肛門を支える
    骨盤の底には硬い構造物がないため、骨盤底筋だけでこれらの臓器を支えていることになります。骨盤底筋が弱くなると、骨盤底筋が臓器を支えきれなくなり、股の間から子宮や膀胱がでてくるといった骨盤臓器脱ということが引き起こされることもあるのです。
  2. 尿モレの予防
    妊娠や出産、加齢などによって骨盤底筋が弱くなると起こりやすくなる尿モレ。骨盤底筋を鍛えておけば、予防することができますし、骨盤底筋トレーニングは尿モレの改善に有効とされています。
  3. 正しい姿勢を保つことでさまざまな不調を予防
    骨盤底筋は体幹筋肉のひとつでもあるので、弱くなると、正しい姿勢を保ちにくくなります。すると体型が崩れたり、膝や腰の痛みが起きたりと、全身の血行が悪くなることで、引き起こされる不調があります。

意識的に鍛えたい骨盤底筋

あまり知られていない骨盤底筋ですが、私たちの健康を支える重要な筋肉であることがおわかりいただけたかと思います。

こんなにも重要な役割を担っている骨盤底筋ですが、実は弱くなりやすい筋肉です。
30代から徐々に筋力が衰え始め、50代の閉経時には女性ホルモンの分泌がさらに減り、筋肉が弱くなることで骨盤底筋の筋力も低下。
そして、妊娠や出産時には骨盤のつなぎ目が緩み、骨盤底筋も引き伸ばされますし、出産時には骨盤底筋を損傷することもあります。

このような理由から、骨盤底筋は弱くなることが多いため、意識的に鍛えていくことが重要です。

「鍛えるといっても……難しそう」というようなイメージを持たれる方は、少なくないのでは。
しかし実際はそんなに難しいことはなく、意外と手軽に鍛えることができるのです。ただ、普段意識して動かしている筋肉ではないので、感覚をつかむのがちょっと大変。

最近では、前回のコラムでご紹介したフェムテック商品に、骨盤底筋を鍛えるグッズも販売されるようになりました。
また、ジョコネ。でも骨盤底筋を鍛えるトレーニングをオンラインで行っていますよ。

 

骨盤底筋トレーニング、始めてみませんか?

女性の健康に重要な役割を果たす、骨盤底筋。

定期的にトレーニングをして骨盤底筋を鍛えることは、尿モレや体型崩れの予防など、女性の健康を守ることにつながります。

ぜひ日常生活の中に骨盤底筋トレーニングを行って、健康で快適な生活を送ってみませんか?

ジョコネ。が開催しているトレーニングは、以下のページにて詳しくご案内しております。
ぜひご覧くださいね!

 

 

こちらの内容は下記の本の中により詳しく書かれています。

ぜひお手にとってみてくださいね♪
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最後までご覧いただき、ありがとうございました。

(文:下田 春佳)

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