【フェムテックと始めよう!】デリケートゾーンのケア、してみませんか?

 

 

WOMAN’s VALUE AWARD Femtech 2024で、ジョコネ。が特別賞を受賞いたしました!
(詳しくは、こちらのページでご紹介しております。)

ジョコネ。が受賞したのは「フェムテック」というカテゴリです。
このフェムテックという言葉、最近ではテレビや雑誌、ラジオなど、さまざまな場面で目や耳にする機会が増えてきましたよね。

フェムテックとは、以下のことを指します。

Female(女性)と Technology(技術)からなる造語。
生理や更年期などの女性特有の悩みについて、先進的な技術を用いた製品・サービスにより対応するもの。

(参照:経済産業省経済産業政策局経済社会政策室/「フェムテックに関する経済産業省の取組~フェムテックで企業が変わる、社会が変わる~/https://www.ki21.jp/kobo/r3/kyomed/keisansyou_femtec_siryou.pdf /2024/4/11)

”先進的な技術”や、フェム”テック”という言葉から、技術的なものと思いがちですが、実はちがいます。

現在でのフェムテックという言葉がさすものは、必ずしも技術が必要ではなく、女性の健康をサポートする製品やサービス全体を指すのです。
この用語は、技術的な側面よりもむしろ「女性のための」という意味合いが強いです。

具体的には、月経ナプキンや月経カップ、吸水ショーツや更年期ケアアプリ、妊娠期・産褥期・授乳期のケアなど、幅広い製品やサービスがあります。

そして、まだまだ知られていない、女性のお悩み改善のきっかけ・後押しになるような素晴らしいフェムテックは、たくさんあるのです。

今回のコラムでは、フェムテックをより身近に考えていただけるように、実は多くの女性が気になっている「デリケートゾーン」のケアをフェムテックと始めることの必要性と、具体的な方法についてみていきたいと思います。

 

デリケートゾーン、実は気になっている人が多いんです。

あなたは、デリケートゾーンが気になると感じたことはありますか?
気になっても、なかなか人には話しにくい話題ですよね。

しかし実は、あなたと同じように、意外と周囲にも悩みや違和感を感じている方もいらっしゃいます。
筆者自身も、フェムテックに出会うまではその1人でした。

以下のグラフは、カエタステクノロジー株式会社さんが2022年に行った「女性のデリケートゾーンに関する調査」の調査結果です。

PR TIMES/カエタステクノロジー株式会社/「女性1000人を対象にした「デリケートゾーンに関する調査」を発表!70%以上がデリケートゾーンを気にしている! 一方で、女性の約80%はデリケートゾーンのケアをしていない!?」図1/https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000016.000072130.html /2024.4.11

とても気になる、またはやや気になると回答した方を合わせると、全体で73.3%もの方が、デリケートゾーンに関して気になることがあると回答しています。

そして、デリケートゾーンに気になることがある方のうち、「ケアをまだしたことがないがデリケートゾーンのケアに興味がある」と回答した方は、ある・少しあると回答した方を合わせて、71.4%でした。

PR TIMES/カエタステクノロジー株式会社/「女性1000人を対象にした「デリケートゾーンに関する調査」を発表!70%以上がデリケートゾーンを気にしている! 一方で、女性の約80%はデリケートゾーンのケアをしていない!?」図6/https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000016.000072130.html /2024.4.11

シャワーを浴び、頭髪や顔、体を洗い、お風呂上がりにはスキンケアをする。

デリケートゾーンのケアも、顔や頭髪などのケアと同じように毎日当たり前にすることが、必要です。

 

デリケートゾーンのケアの必要性

では、デリケートゾーンのケアはなぜ必要なのでしょう。

デリケートゾーンのムレやかゆみなど、ご経験のある方もいらっしゃるのではないでしょうか。
すぐにその場で対処できるような場所ではないこともあり、困りますよね。

デリケートゾーンは、排泄物や、月経時には経血と直に接することが多い部分です。

またデリケートゾーンの粘膜は、経皮吸収率が高い状態。
他の皮膚と同じケアではなく、より繊細で正しいケアを行わないと、かゆみやかぶれ、さらには感染症のリスクが高まる可能性もあるのです。

おすすめのケア

では、デリケートゾーンの洗浄を例に考えてみましょう。

膣の周辺は、外敵から守るために酸性になっており、通常の皮膚とpH(水素イオン指数)が異なります。
普通のボディソープで洗うとアルカリ性にかたむき、バリアが壊れてしまうのです。

そのため、デリケートゾーンの洗浄には「デリケートゾーン専用のソープ」を使用するとよりよいです。

また近年では、デリケートゾーン専用の保湿剤もさまざまな商品が販売されているため、こちらも合わせて使用することもおすすめです。

 

フェムテックとデリケートゾーンのケア

前項に挙げたソープや保湿剤以外にも、デリケートゾーンのフェムテック商品にはさまざまなものがあります。

外出時にトイレで使用できる保湿剤や、自宅でできる膣洗浄剤など、幅広く取り扱われるようになってきました。

その中から、自分の悩みや好みに合わせた商品を選ぶことで、少しでもデリケートゾーンのモヤモヤを解決することができるかもしれません。

皮膚が弱いから、オーガニックのショーツを選んでみる。
ムレが気になるので、通気性のよいおりものシートに切り替えてみる。

少しずつでもケアに向き合っていくと、変化が生まれ、さらに自分に必要なケアができるようになっていくのです。

 

身近なところから。フェムテックでデリケートゾーンケア!

いかがでしたか?

デリケートゾーン、気になるし、ケアしたい!と思っていてもなかなか踏み出せなかった一歩。

フェムテックには、そんなあなたの一歩を後押ししてくれる商品やサービスが、きっとあるはずです。

最近では、ドラッグストアや、百貨店などにある大型雑貨店、コンビニエンスストアなどでも、手軽に購入できるようになりつつあります。

ぜひ一度、作り手の想いが込められたたくさんのフェムテック商品やサービスを、お手にとってみてはいかがでしょうか。

最後までご覧いただき、ありがとうございました。

(文:下田 春佳)

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