こんにちは北です。
妊娠、出産で身体が大きく変わって、果たして私の身体は戻るのかしら?と不安になるママはたくさんいますよね。そして先輩ママに話をきくと、産後にもっと体型を戻すための体操や、ヨガをもっとやっておけばよかった!という声をよくききます。弊社で行ったアンケートでも、8割以上のママが自分の身体のケアをもっとすべきだったと回答をしています。
私も妊娠中には14kg体重が増え、そして運動を控えていたこともあり、筋力が落ち、むくみやすい、階段上るのがきつい、姿勢が変わって今まで大したことなかった腰痛が悪化していました。
産後は早く身体を戻したいと焦って動いていました。産後は、妊娠中の姿勢をひきずって反り腰気味になりがちで、それによって腰痛が慢性化していたり、妊娠中からまともに運動していなかったので筋力の低下をひしひしと感じていたり、そして妊娠中からはじまった尿モレも完全にはなくならず、くしゃみするのがちょっと怖い、調子が悪いと当時軽かった娘を抱っこするときも危うかったことを覚えています。
知り合いのトレーナーさんが産後に様子を見に来てくれ、実は産後には、身体を回復させるゴールデンタイムがあるということ、腹筋と骨盤底筋にダメージがあるのでむやみにトレーニングをすると危険なこともあるときき、焦る心をおさえてゴールデンタイムを待っていたのでした。
※産後の私に起こった症状です。
産後の体型戻しはゴールデンタイムに行うと効果的
産後最初の2か月ほどは子宮が修復して元の大きさにもどっていったり、開いていた骨盤が元に戻ったりしていきます。この時期にはできるだけ休んで身体の回復を、といいつつ、赤ちゃんもまだ昼夜の区別がつかない時期ですから一番大変なときですよね。寝不足のママ、パパも多いのではないでしょうか。
赤ちゃんがなんとなくまとまって寝てくれるようになりちょっと楽になったころ、ママの身体もゴールデンタイムに入ります。この時期は身体が回復しようとしている時期なので、この時期を上手に活用すると、筋力、体力、体型を戻しやすくなります。
産後の体型のポイントはやはり骨盤
骨盤底筋は骨盤の底にある筋肉です。妊娠中は骨盤がゆるみますので、骨盤底筋が引き伸ばされ、一部ダメージを負うこともあります。妊娠、出産でもっとも影響を受けている筋肉のうちのひとつといえます。骨盤底筋はあまり知られていない筋肉ですが、姿勢を維持する体幹筋肉でもあり、そして図からもわかるとおり膀胱、直腸、子宮を支えています。
では、骨盤底筋が弱くなると何が起こるのでしょうか?
姿勢がくずれる、体型がくずれる、肩こりや腰痛がでる、そして尿モレにもつながり、最終的には上で支えられている臓器が股の間から落ちてくることすらあります。とても大切な筋肉なんですよ。従って、妊娠・出産のダメージから回復させるために調整してトレーニングをしていくことがおススメです。
産後には腹筋も注意が必要
産後、焦る気持ちから腹筋をした方いませんか(私だけかしら)?腹筋も妊娠でダメージを受けています。図のように中心の部分が”離開”していることがあります。図はちょっと大げさですが、私も産後腹筋に力をいれて指でさわっていくと、指2本分くらいぼこっとくぼみがありました。むやみに腹筋を鍛えるとこの離開部分から腸がでてきてしまうこともあるので、専門のトレーナーさんにみてもらいいながら徐々に腹筋をしていくと安心です。
ひとりでできる自信がない、そんなあなたに
骨盤底筋や腹筋のダメージの状況をみながら上手に回復をさせていくには専門のトレーナーさんに指導をしてもらうことが効果的です。ジョコネ。では、助産師さんと骨盤底筋や産後の指導を多くしてきたトレーナーさんがチームで産後の身体の回復のサポートをする底トレ®ママをご提供しています。
底トレ®ママは完全オンラインで、赤ちゃんが隣にいながらも受けていただきやすいプログラムになっています。そして産後の回復のゴールデンタイムである産後3~6か月の間にスタートができる特別プログラムです。妊娠中から会員登録していただくと、適切なタイミングでご連絡をさせていただいています。また、会員ページで産後の身体のゴールデンタイムや腰痛、肩こりについての動画も公開していますので、ぜひ会員登録していただいてみてくださいね。
(文章:北 奈央子)
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