ジョコネ。は女性がヘルスリテラシー高く生きられる社会を3つの事業を通して実現していきます

  1. 職場の性別特有の健康課題支援事業
  2. Women’s Health医療機器事業
  3. 女性のエンパワーメント事業

ヘルスリテララシーには個人へのアプローチだけでなく、必要な時に必要な情報やサービスに手が届く環境が必要です。ジョコネ。は、女性自身と環境の両方にアプローチをし、女性がヘルスリテラシー高く生きられる社会を実現していきます。 McKinsey Health Instituteによれば、女性の健康負荷を埋めることで1 trillion USD(=150兆円)の経済効果が期待できると報告されています。 経済産業省からは、女性特有の健康課題による経済損失は年間3.4兆円(日本国内)と試算が発表されています(2024)。 女性特有の健康課題、また性差があることが可視化されるようになり、女性が、そして男性も含めてすべての人がより健康に過ごすことが社会課題として取り組まれ始めています

ジョコネ。では、女性がより社会に貢献して活躍するために、そしてその先にはいろいろな方が自分を大切にしながら活躍できる社会を目指して、女性が健康な状態を維持していくための情報を提供し、選択肢を増やしていきます。

・職場での女性の健康支援事業では、働く女性や男性・管理職の方にも女性の健康に関する情報を届けていきます。
・医療機器事業では、女性が健康を維持するためによりアクセスしやすく、バリアの少ないデバイスの開発、輸入、販売、開発支援をしていきます。
・女性のエンパワーメント事業では女性に情報を届け、女性の活躍を後押しするとともに、必要なサービスへのアクセスも提供します。

創業の想い

ジョコネ。は女性をコネクトするという意味で名づけました。最後のマルは成功する企業は15画!とアドバイスをもらい、うまくいくようにと願をかけました。

女性をコネクトするという名前をつけたのは、女性のヘルスリテラシーを研究する中で気づいたことがあったからでした。それは、自分の身体に関することを「恥ずかしい」と思って話さず、ひとりで我慢していることが多いということです。私自身もそうでした。30代半ばまで男性の多い外資系の企業でバリバリと働いていました。当時は何も知らない普通の女性。婦人科に行ったこともないし、ピルは悪いイメージをもっていました。たまにある頭痛が生理周期と一致しているのに気づいたのは30歳をすぎたころ。バファリンを飲み始めました。生理と海外出張が重なるとナプキン、タンポン、バファリンをスーツケースに入れて平静を装って走り回っていました。

あるとき会社にいけないくらいの頭痛と気持ち悪さ。生理の時期だったのでもしかしてと思い、近くのレディースクリニックにようやく行きました。子宮内膜症でした。通常親指大といわれる卵巣が8cmにもなっていると。妊娠を考えるなら手術できる病院に紹介します、といわれ、30代半ばだった私は手術を選びました。

ヘルスリテラシーという言葉に出会い、その中でも女性のヘルスリテラシーについて勉強しようと大学院に入ったのはその少し後でした。勉強する中で気づいたことは、生理や更年期、それに性に関することも含めて恥ずかしいことではなく、当たり前のことだということ。そして実は相談できる専門家もいるし、改善・解決する方法がたくさんあるということでした。でも私みたいな普通の女性は知らされていないし、オープンに話さないこととして教わっています。生理痛が自分のお肌のことと一緒だったら、きっと友達やちょっと詳しい周囲に相談したり、インターネットで調べたりしていたと思います。

もうひとつヘルスリテラシーを研究する中で気づいたこと。生き方と自分の健康への考え方や行動は直結しているということです。私はずっと「いい子」で育ってきました。勉強をして、名前の通った大学に入って、名前の通った会社で安定してはたらく。20代半ばに結婚して、子どもを産むはずが、結局生んだのは38歳でした・・・このあたりからレールを外れ始めました笑。自分の人生が、「自分がどうしたい」ではなく、「社会的によし」とされているかにとても左右されていることに気づきました。だからずっと違和感があった。誰かが「いいよ」といっていても私が幸せを感じないと意味がないんだと。自分軸で生きるということは、人生を主体的に生きること。そしてこれは自分の心や身体への姿勢につながります。

女性が自分の身体のことを知って、向き合って、生理痛や更年期などをよりよく乗り越えてほしい。そして自分を大切に自分軸でキラキラ輝いてほしい。そして自分もそうありたいと思い、ジョコネ。を作り、サービスを開発しています。

プロフィール

北 奈央子(代表取締役)

NPO法人女性医療ネットワーク理事、早稲田大学理工学部卒業・修了(工学修士)

大学、大学院で人工骨の研究に携わったことから医療機器メーカーに就職。主に外資系医療機器メーカーのマーケティングとして新製品や新治療の上市にも携わる。「医療・健康」「女性」「自分らしく」をキーワードに、医療者と一般をつなぐ役割をしたいと考え、2016年4月より女性のヘルスリテラシーの研究をスタート。研究をする中で気づいた「言いづらい」、「行動しづらい」女性の健康の悩み。これらの悩みを解決に結びつけるために「徹底的に女性目線」でサービスを提供する株式会社ジョコネ。を設立。

2018年夏に出産し、子育てにも奮闘中。メノポーズカウンセラー、女性の健康推進員、女性の健康総合アドバイザー、工学修士。

2022年3月「女性がイキイキと働き続けるためのヘルスリテラシー」を出版

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著書

女性がイキイキと働き続けるためのヘルスリテラシー

頑張りすぎている女性がちょっと立ち止まって自分と社会を見つめるきっかけとなってくれることを綴る。
2022年3月4日発売

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